三寒四温おでん

こんにちは。tsunekoです。

もともとは冬に使われる言葉である「三寒四温」ですが、トロントでは3月ぐらいから三寒四温の気候が続く気がします。極寒の1・2月よりも、この時期によくおでんを仕込みます。こちらで手に入る日本の具材は限られていますが、我が家流のおでんをご紹介。


【だし】

水 1L 

こんぶ しいたけ 

砂糖 大匙2 

醤油 大匙2 

酒 大匙2

塩 小匙1


【具材】

卵 大根 いとこん じゃがいも 

Fish Ball(練り物のかわりに) 厚揚げ豆腐  こちらはいつも以下の写真のもの使用

【作り方】

1,だし用にこんぶとしいたけを5時間ぐらい水につけておく。中火でじっくり煮だして、だし用の他の調味料をいれる。こんぶとしいたけはそのままおでんの具としていれておく。

2,いとこん、Fish Ball、厚揚げ豆腐は別々に下茹でして、おでんだしに投入。

3,大根は、4センチくらいの輪切りにして、面取り。面取りしたものは、大根の葉っぱとともに佃煮にします。面取りした大根をお米のとぎ汁とともに、10分程度下茹で。下茹でしたものは、バットに並べて、粗熱をとる。これをすると味のしみこみが抜群になります。粗熱が取れたら、おでんだしに投入。

4,卵は固めに茹でて、殻をむいておでんだしに。

5,じゃがいもは小さめのものを皮をむいて、おでんだしに。

6,あとはことこと煮込むだけ。


その他、チキンやにんじん、里芋を入れたり、その時々あるものを一緒に煮込みます。他におすすめ具材があったら、ぜひぜひ教えてください!

この時期、寒くなって、おでんを仕込んで、出来上がった日には「わー、今日は暖かい~」ってこともあったりして(汗)でもよーく味のしみこんだおでん、心も体もぽかぽかになって、嬉しくなります。


今日のエッセイ

「もう一杯だけ、飲んで帰ろう。」 角田光代 河野丈洋


角田さんの小説が大好きですが、エッセイもおすすめです。パートナーの河野さんとの共著で、一緒に訪れたお店をそれぞれが紹介しています。同じお店なのに、お二人のエッセイがまったく違って、視点や思考の違いについても考えさせられます。94ページに立石にある呑んべ横丁のおでんやさんが紹介されていて、そこになんと「のりおでん」があるとのこと!行ってみたい~!!おでん、本当に大好きで、独身の頃、よく行ってました。なつかしい~。

この本はトロントパブリックライブラリーでも借りることができます。ご興味ある方、ぜひぜひ以下からHoldしてみてください。

食いしん坊同盟@Toronto

食いしん坊な私たちのおいしい毎日のレシピ、天然酵母パン、発酵食品の研究、子供が喜ぶレシピなど。トロントより発信中。

5コメント

  • 1000 / 1000

  • manatee

    2021.03.17 22:26

    @tsunekotorontotsunekoさん、ちくわぶって東京近辺だけなんですね!わたしの母は岐阜出身なので、東京の食べ物については大学になってきてから知ったので、いろいろ混じってます。確か、すいとんも東京のではなかったような。
  • tsunekotoronto

    2021.03.17 19:27

    @mimi mimiさん>おお!!おつゆでたきこみごはん!!それはやったことなかったです。やってみよ~。おでんの味付けはあっさり目です。単に私の好みで、実家は、もっとしょっぱかった気が。実家のお醤油、刺身醤油は甘い醤油で、調理用は普通の濃口醤油でした。ちなみに、カルビーには九州しょうゆ味というのがあって、それは普通のポテトチップよりも甘めの味で、止まらないおいしさなんです~
  • tsunekotoronto

    2021.03.17 19:27

    @manateemanateeさん>九州では、だごじるっていうかも!その小麦粉団子!!おいしいですよねー。わたしはちくわぶ、東京にいって初めて知って、ビックリしたの覚えてます。